2010年04月02日

無農薬の必要性




農薬の危険性について調べてみたいと思います。

○農薬とは

農薬(のうやく)とは、農業の効率化、あるいは農作物の保存に使用される薬剤の総称。殺菌剤、防黴剤(ぼうばいざい)、殺虫剤、除草剤、殺鼠剤(さっそざい)、植物成長調整剤(通称植調:植物ホルモン剤など)等をいう。・・・

虫害や病気の予防や対策、除虫や除草の簡素化、農作物の安定供給・長期保存を目的として、近代化された農業では大量に使用されている。一方、ヒトに対して毒性を示す農薬も多く知られており、使用できる物質は法律で制限されている。(ウィキペディアより)

○農薬の歴史

1948年、「農薬取締法」公布。1950年

1958年、国内最初の空中散布が神奈川県で実施された。

1962年にレイチェル・カーソンが『沈黙の春』を発表してからは、農薬の過剰な使用に批判が起こるようになった。消費者の自然嗜好や環境配慮の増加、農家からも費用や化学農薬の副作用への心配から、天敵、細菌、ウイルス、線虫や糸状菌(カビの仲間)等の生物農薬の使用も進められている。

2000年、「JAS法」による「有機農産物認証制度」発足。
(ウィキペディア)より抜粋

○農薬の種類

日本で使われている農薬は、化学物質の種類でいうと380種類で、同じ化学物質でも会社が違うと製品が違いますから、その数で数えると5500種類ほどになります。

○農薬の危険性

一部の農薬はヒトに対して毒性を持つため、農業従事者に対する健康被害、あるいは農作物への残留農薬がしばしば問題となってきた。このため、今日では農薬の使用について、法律で厳しく制限が加えられています。

現在日本で流通している農薬の90%以上は普通物であり、毒物や劇物の農薬は年々その割合が低下しています。また、2004年中における農薬中毒事故189件(死亡94件、中毒95件)のうち、156件は自他殺を目的としたもので、誤飲・誤食や農薬散布に伴うものは33件(うち死亡2件)です。

食品に対する残留農薬は食品及び農薬ごとに一日摂取許容量(ADI)を基準に残留基準が定められており、基準を超えた農薬が検出された場合は流通が禁止されます。

2000年に行われた農産物中の残留農薬検査結果によると、総検査数467,181件に対し、農薬の残留が検出されたのは2,826件(0.6%)、うち基準を超えた量が検出されたのは74件(0.03%)でした。

2001年の検査結果では総検査数531,765件に対し、検出数2,676件(0.5%)、うち基準を超える件数29件(0.01%)と、ほぼ同様の傾向でした。


○無農薬栽培は可能か

松永和紀氏(まつながわき)の書いた本 『踊る「食の安全」―農薬から見える日本の食卓』によると、「農薬を使わなくても作れる」と主張する農家がいるのは事実です。

著者の松永氏がそうした人たちの畑を実際に見て回ってわかったのは、「無農薬でもできる」と主張する人たちの畑は、小規模であることです。「農薬を使わずにで作っている」と言う農家の人たちの多くは、狭い畑で多種類の野菜を作っています。

農薬が必要になるのは、病虫害が発生するからです。なぜ発生するかというと、同じ種類の植物(作物)が、何ヘクタールにもわたって植えられ、それ以外の植物の数が極めて少ないと、植物の多様性がなくなるので、土壌中の微生物の種類が偏ったものになります。そして、地上の虫の世界でも、正常な生態系を維持できなくて、特定の虫のみが発生しがちになります。そのために病虫害が発生するわけです。

反面、畝ごとに違う作物を植えている小規模な農家は、畑の環境が多様化するので、微生物や虫などの生物の多様性や生態系が保たれ、農薬を使わなくても病虫害が発生しにくくなります。

松永氏は、人類の食糧の生産ということを考えるならば、広い土地に同じ作物を植える大規模農業は不可欠で、農薬の使用もやむを得ないという立場ですが、確かに無農薬栽培は可能であることが分かります。

○農薬による発ガンの危険

以下は海外癌医療情報リファレンスからの引用です。

NCIニュース 2009年5月29日
ニュースノート:農薬使用は多発性骨髄腫前癌状態のより高い危険性と関連する。

NCI(米国国立癌研究所)の研究者らは、農業健康調査(Agricultural Health Study)のデータを使用し、数年前に立証された農薬暴露と多発性骨髄腫との関連性を、より精緻なものとし発展させた。研究者らは、職業上農薬を使用する人、特に農業従事者では、職業上農薬に曝露しない人と比較した場合、多発性骨髄腫の確立した前駆状態(意義未確定の単クローン性高ガンマグロブリン血症)となる危険性が、ほぼ2倍増大することを発見した。これらの結果は、農薬が多発性骨髄腫の発症と生物学的に関連する、という仮説をより強く支持するものとなる。

今年、多発性骨髄腫と診断される米国人はおよそ2万人と予測され、2009年にはこの疾患で約1万人が死亡すると推定される。

○無農薬の必要性

農薬は、危険ですから、国で規制されているわけです。農家の人々の健康にも悪影響があります。国の規制によって、農薬による危険はかなり低く抑えられていると思います。

しかし、癌体質、アトピー体質の方など、農薬などの微量の有害物質に対する耐性は人によって異なります。子どもや、乳幼児、お年寄りなどの免疫力の弱い人々は、微量の有害物質によって影響を受けることがあるでしょう。

確かに、無農薬野菜、有機野菜は、そうでないものより、高くつきます。しかし、経済的に許されるならば、無農薬野菜、有機野菜を食する方が私たちの健康にとって安全だと言えます。


らでぃっしゅぼーやでは、国で認められている農薬のうち、113種類の農薬を禁止しています。この圧倒的な数が、他社より安全にこだわっている証です。






posted by あすなろ at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 有機野菜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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