2010年04月20日

健康維持に酵母飲料

天然酵母について調べてみましょう。

○酵母とは

酵母とは、食物などを発酵させ、人間にとって役立つものを創りだす微生物のことです。直径が5〜10ミクロン(1ミクロンは1mmの1/1000)の比較的大きな単細胞の菌類です。

酵母には多種多様な種類があり、現在は349種に分類されています。自然界では樹液や花蜜、果実など自然界のあらゆるところに生息しています。

酵母菌は糖分を食べ、アルコールと炭酸ガスを排出する働きがあります。この「発酵」という働きを利用し、酒、パン、味噌、チーズなどを作ることができます。パンを作るときはパン酵母、味噌を作るときは味噌酵母、お酒を作るときはお酒の種類によってビール酵母、ワイン酵母、清酒酵母、ウィスキー酵母など、それぞれの作り方に適した酵母が使い分けられてます。

生物の分類は、「真核生物」と「原核生物」との二つに大きく別れます。「原核生物」というのは、要するに大腸菌などの細菌類で、核を持っていません。「真核生物」は動物・植物を含む一般の生物で、細胞内に「核」があって、そこに遺伝子が含まれています。

酵母は、「真核生物」に含まれますが、最近はカビ・キノコ・酵母などの「真菌類」は別に独立して分類するとのことです。

酵母は発芽といって、自分の身体の一部を切り離して増殖します。したがって、無性生殖です。


○酵素と酵母

酵素とは酵母菌の代謝物のことで、アミノ酸でできており、すべての生物のなかで色々な化学反応の触媒として関与しています。

私たちの体の中では、絶えずさまざまな化学反応のくり返しが、全身の約60兆もの細胞の新陳代謝を促して、生命活動を生み出しています。このさまざまな科学的変化をスムーズに進行させる触媒の働きをするのが酵素です。

人間が、考えたり、運動したり、ホルモンを働かせたり、細胞の成長をうながすのも、ことごとく酵素が関係しています。

酵素は1つで1つの働きしかしません。酵素には最適な温度があり、それは人間の体温とほぼ等しいのです。

発酵の「素」だから「酵素」で、それを生み出す母は「酵母」です。お酒やミソしょうゆ等などの「醸造」はこの酵素の働きになります。酵素はアミノ酸が主体の物質で、生命体ではありません。

私たちの健康には、無数ともいうべき良質酵素が不可欠なのです。 現在確認されている酵素は、約3千種、そのほとんどを含んでいる酵母は、まさしく『酵素』の『母』です。

酵素を一種の化学工場とするならば、酵母は各種化学工場を総括した大工場といえるでしょう。

現在知られている酵素の数は、約3千種類ですが、それぞれの最適条件や作用について詳しく研究が進むにつれ新しい酵素が次々に発見され、今後は何千何万と数知れなくなっていくことでしょう。

酵母は、顕微鏡を用いなければ見ることが出来ないほど小さな体にもかかわらず、千数百種にのぼる酵素を含有し、またビタミンB群の宝庫です。酵素の研究の進展に伴って、酵母の有用性もますます解明されていくことでしょう。


○酵母の作り出す栄養素

酵母は、細胞分裂によって自ら増殖しながら、自らの体内で摂取した糖から、ビタミンやアミノ酸など様々な栄養素も作り出します。酵母には多くの酵素、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類、食物繊維、β-グルカン、 核酸などの栄養素が含まれています。


○酵母の歴史

酒類はもちろん、パン、チーズなど数多くの食品に欠かせない酵母ですが、存在が認められたのは顕微鏡が発明された17世紀後半になってからでした。

酵母の働きそのものが理解されるようになったのはさらに年月を経た19世紀です。

それまでは、酵母という概念はなく、例えば、ビールの醸造は単に残ったオリを繰り返し麦汁に添加するという経験的な作業工程として受け継がれていました。


○酵母の効能

酵母やそれによって産生される酵素は種類が多く、その効能はそれぞれ異なっており、一口で効能を言うことはできないと考えられます。

■ただ、酒粕酵母の薬効として、自律神経を安定させ感染症・ガンに対する免疫力を高め、さらに花粉症などを軽減する、肝機能を高める、血栓を溶かしたり血管を柔軟にして脳梗塞・心筋梗塞を予防する、肌に潤いを与え美肌を作ると言われています。

■また、ビール酵母の効能として、胃腸疾患、乳酸菌の増殖促進、 便秘や高血圧の改善、感染疾患への抵抗性、抗菌・殺菌、発がん抑制などが報告されています。


タグ:酵母 酵素 効能
posted by あすなろ at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 酵母 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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