2010年04月24日

加齢臭にアスタキサンチン

アスタキサンチンについて調べてみましょう。

◆アスタキサンチンとは

アスタキサンチンは、β-カロテンやリコピンなどと同じくカロテノイドの一種で、赤橙色をした色素成分です。

自然界でアスタキサンチンを自ら生成できるのは植物と微生物のみですが、代表的なのが魚介類の餌となる微細藻類のヘマトコッカス藻です。およそ数10ミクロンという小さな植物プランクトンの藻は、アスタキサンチンを作り出し、元々の緑から赤色に染まっていきます。

そうした微生物が生産したアスタキサンチンが、水中での食物連鎖を通じて魚介類の体内に蓄積されます。それで、アスタキサンチンはエビ、カニの殻やそれらを餌とするマダイの体表、また、サケ科魚類の筋肉の赤色部分などに色素として存在しています。

ビタミンEの100〜1000倍という非常に高い活性酸素除去能を発揮すると言われています。また、アスタキサンチンはコエンザイムの何倍もの活性酸素除去効果があると言われています。

抽出されたアスタキサンチン含有色素は油性であり、そのままでは水に溶かすことは出来ません。アスタキサンチンは、生体内に取り込まれると一部が必要に応じて、ビタミンAに変わることも判明しています。


◆アスタキサンチンが含まれる食材


Salmon Fillet / James Bowe


アスタキサンチンは食材からもとれます。1番多いのがサケですが、種類によってアスタキサンチンの量が違います。ダントツに多いのがベニザケで、1切れ(80g)にアスタキサンチン約3mg含みます。また、シロザケ、ギンザケ、キングサーモン、イクラ・スジコ、クルマエビ、ケガニに含まれています。


◆ヘマトコッカス藻とは

ヘマトコッカス藻は、球形をした、遊泳性がある単細胞の植物性プランクトンです。

ヘマトコッカス藻は、生育に適した環境下では細胞分裂によって増殖をし、このときの色は緑色をしています。ストレスを受けると、ストレスによって発生するラジカルから身を守るための物質として、徐々にアスタキサンチンを生成し、その蓄積量の増大に伴って、やがて鮮やかな赤色に変色します。

ヘマトコッカス藻は、アスタキサンチンを最も高濃度に生合成・蓄積することができるということが知られています。

現在では、ヘマトコッカス藻を大量に培養する技術が開発されて、産業利用できるまでになりました。
そのため、比較的安価な金額で、アスタキサンチン製品を手に入れることができるようになっています。


◆アスタキサンチンの効能

アスタキサンチンの効能効果は、まず抗酸化力ですが、他にも抗炎症作用、動脈硬化抑制作用、がん発症抑制作用、糖尿病抑制作用、ストレス抑制作用、そして、目、脳、肌、肝臓、筋肉といった体の組織の機能を高めるといわれています。

■高い抗酸化力
お酒のメーカーであるサントリーが細胞の酸化(過酸化脂質)を防ぐ効果のある抗酸化物質を調べる実験をねずみを使って行いました。アスタキサンチンを含む、何種類もの抗酸化物質を用いてどれがもっとも抗酸化力が強いか反応を見たところ、実験の結果、アスタキサンチンは、ビタミンEの1000倍の効果を持っていることをつきとめました。

■眼精疲労
アスタキサンチンが疲れ目の解消に効果があるという報告があります。
アスタキサンチンは、血液脳関門を通れる数少ない物質のひとつであり、脳や目でもその抗酸化力や、抗炎症作用を発揮することができます。そのため、脳の抗疲労作用や眼精疲労の緩和に効果が期待できるとされています。

■眼病の改善
アスタキサンチンは、目の「血液網膜関門」を通り抜けて目に直接的に抗酸化作用を及ぼします。
イリノイ大学(目の病気治療で特許取得)がアスタキサンチンが目に及ぼす効能を調べるために、ネズミを使った実験を行いました。その結果、アスタキサンチンが目の機能障害や眼病の改善効果があることをつきとめ、それを発表しました。

■加齢性黄班変性症への効果
目がものを見る時に重要な部分は、眼球の裏側にある「黄班部」というところです。黄班部は色や形を識別する場所で、目の中で一番カロテノイドが集まっている部分でもあります。年齢とともに、黄班部が活性酸素によって酸化が進み、徐々に視力が衰えてきます。これが加齢性黄班変性症です。

そこでアスタキサンチンによって、1日10mgのアスタキサンチンを加齢性黄班変性症の人に摂取してもらう実験が、約3ヶ月行われました。その結果、黄班部の変性の改善がみられました。

■血流の改善
アスタキサンチンは世界で少なくとも8施設180人以上のヒトでの臨床研究が行われていて安全性が確かめられ、脂質の酸化や炎症の状態が減り血管での血液の流れが改善されるという結果が得られています。

■動脈硬化の予防
LDLコレステロールは、活性酸素により酸化されると、悪玉コレステロールに変わり、血管壁にたまって動脈硬化の原因になるといわれます.アスタキサンチンは、この酸化を抑えるので動脈硬化の予防になると考えられています.

■脳梗塞や脳卒中の予防
血液脳関門をアスタキサンチンは通過して脳細胞に対して直接抗酸化力を発揮するということが分かってきました。つまり、脳梗塞や脳卒中などの予防にアスタキサンチンの効果が期待できます。

■ボケ防止
アスタキサンチンの摂取により認知行動能力の向上に効果があるとされています。

■シワ・シミの防止
アスタキサンチンは、シワやシミを防ぐのに効果があるとされています。

■糖尿病の対策
メタボ”予備軍の人がアスタキサンチンを3カ月間のんだところ、血糖が下がりました。

■内臓脂肪を減らす
アスタキサンチンには、内臓脂肪そのものを減らす作用もあります。アスタキサンチンをのんでいると、同じ高脂肪食を食べた場合でも内臓脂肪や皮下脂肪の蓄積が抑制されることが、日本のメーカーのマウスの研究で明らかになりました。アスタキサンチンをのんだマウスは、のまないマウスに比べて、皮下脂肪と内臓脂肪の蓄積が抑えられたとのことです。

また、マウスを使った研究で、アスタキサンチンをのんでいると運動時のエネルギー源として糖よりも脂肪がよく使われ、脂肪がよく燃えることがわかりました。

■免疫力の向上・抗がん作用
アスタキサンチンには、ストレスにより、免疫力が低下するのを抑える(アンチエイジング)効果があることや、抗ガン作用があることが、動物実験の結果で明らかになっています.

■不眠症や時差ぼけ
最近、アスタキサンチンに正常な睡眠リズムを維持する作用があることが、ラットによる実験で明らかになりました.アスタキサンチンの強い抗酸化力によって、睡眠を調節しているメラトニンの酸化を防ぐものと考えられています.このことから、不眠症や時差ボケへの効果が期待されています。




体臭対策のサプリメントは他にもあります。

エチケット消臭に柿タンニンの記事に「えがおの爽臭粒」を紹介しています。




posted by あすなろ at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) | アスタキサンチン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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